- 『バイオショックインフィニット』がどんなゲームか知りたい方
18歳以上対象のゲームとなります。
Steamでダウンロードできる『バイオショックインフィニット』をプレイしましたので、レビューをしていきます。
「2K Games」によって開発された海外で人気のあるFPSゲームシリーズの3作目です
『バイオショック インフィニット』について
前作、及び前々作の海底都市ラプチャーに対し、今作の舞台は空に浮かぶ都市コロンビア。時代も60年代から産業革命全盛期の1912年へと移り、時代設定変更と併せてスチームパンク要素も取り入れられている。また、この時代にありがちな資本家と労働者の対立という社会背景も、今作の重要なテーマとなっている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
主人公は借金を背負っており、借金帳消しのためにエリザベスという女性を助ける依頼を引き受けました。
天空都市に飛ばされ無事にエリザベスと出会うことにより物語は思いもしなかった事態に遭遇します。
前作と違うところ
- BioShock (2007)
- BioShock 2 (2010)
- BioShock Infinite (2013)
と本作は3部作目です。
今作は舞台もガラッと変わりモデルチェンジされており前作とは全然違います。
まず戦場ですが今までは薄暗い海底都市が舞台でずっと同じような場所で戦っていたので単調な感じがありましたが、天空都市なので明るい風景も楽しめます。
バイオショックでまさかの青空が拝めるようになりました。
敵も一新されましてスプライサー(錯乱した人間)ではなく、洗脳されている系?ですが普通の人間になります。
なので変更点は沢山あります。
ダッシュ搭載
今風のFPSみたいにshiftボタンを押すことでダッシュができます。
レール移動
空中のレールにフックをひっかけて空中移動ができるようになりました。
空中都市ならではの楽しい演出です。
街中を楽しめる
空の上にある天空都市を眺めながら街中を移動して楽しむことが出来ます。
今までは刑務所の面会みたいな感じでイベントキャラとガラス越しに会話はありましたが、直接人と接触できるシーンがほとんどありませんでした。
今作では普通に栄えている街中を歩けるシーンがあるので沢山の一般人と直接会話ができます。
人にぶつかれます(笑)
単独行動じゃない
今までは孤独の戦いでしたが、今作はエリザベスという味方キャラが同行するようになります。
戦闘に参加するわけではないですが、ほったらかしてもやられることはないので手間もかからず基本的に主人公の邪魔にならない動きをします。
- アイテムを拾って渡してくれる
- エリザベス同行時にはピッキングができる
- ロックピックが近くにあると教えてくれる
- エリザベス同行時にはティアのスキルが使える
- トイレや焚火の近くにいるとリアクションをする
主人公との会話シーンも多く、親近感の高い表情豊かな美人さんです。
- ロックピック→ピッキングアイテム
- ピッキング→ロックピックがあると鍵付きの扉を開けられる
- ティア→エリザベル特有のスキルで次元の境目からアイテムやタレットなど生み出せる
アイテム取得がワンボタン
今までは1つずつポチポチ取得していましたが、今作では樽とかからアイテムやお金をまとめて1ボタンで全て取れるようになりました。
地味に思えますがアイテムは至る所に散らかっているのでアイテムを取るたびにボタンを何回も押すストレスがなくなりました。
主人公が喋る
前作までは主人公は無口でしたが、今作は主人公がガンガンしゃべり会話シーンも多いです。
エリザベスとの会話も楽しむことができます。
武器強化ステーションの廃止
今までは1か所につき1回無料パワーアップできる装置がありましたが、今作はショップで購入式に変更されたのでお金さえあれば一気に沢山パワーアップできるようになりました。
弾数を増やしたり、威力を増大させたりできます。
ADAMの廃止
前作まではとにかくビッグダディという強敵を倒して一緒にいる少女からADAMという強化素材を獲得してパワーアッブしてから次へ進むのが王道でした。
スルーしてもいい素材集めイベントですが、やらないと教科不足で後がきつくなるのと、このイベント自体がとにかく難しくて難易度ノーマルでもゲームオーバーしまくりでした。
なのでストーリーどころではない感じでもありました。
ですが、今作ではあれだけ頻繁にあったADAM集めがまるごと廃止になったので、しっかりストーリーに向き合えるようになりました。
研究システムの廃止
前作まではカメラ小僧になって敵をパシャパシャ撮影することで研究ポイントがたまり、特定の敵へのダメージアップや新しいスキルの獲得などありましたが、まるごとなくなりました。
メリットのある機能でしたがとにかく敵を見かけるたびにカメラに切り替えて撮影するのがめんどくさかったので戦闘で余計なことをしなくて済むようになりました。
デスペナルティあり
今まででしたらやられても1番近いカプセルから即復帰で少し装弾された状態でしたが、今作は所持金が少しだけ減るようになりました。
とはいえエリザベスがママ活でたまにお金をくれるので所持金が減るぐらい大したペナルティーにはならないです。
ハッキング廃止
前作まではタレットや金庫など様々なギミックをハッキングすることができました。
今作ではタレットは乗っ取り、金庫はピッキングで開く形となったのでハッキングそのものがなくなりました。
例えば前作まではタレットでしたら永続的に味方に出来ていましたが、今作は時間限定になります。
その代わり面倒なハッキングパズルも廃止になりサクサク進めるようになりました。
いい所
バイオショックインフィニットをやってみてよかった点をご紹介いたします。
引き込まれるストーリーとサクサク進める展開で朝までぶっ続けでプレイをするぐらい夢中になれて面白かったです。
綺麗なグラフィックを楽しめる
過去2作品の海底都市も味のある雰囲気でしたが、崩壊済みの水族館みたいな薄暗い箇所ばかりで美しいグラフィックなのかどうかが判別しにくいものでした。
今作では部隊が天空都市なのもあり、青空や雲の上に浮いている構造物や崩壊していない街での住民の生活も見ることができシンプルなグラフィック向上だけでなく外での美しい景色も楽しむことができます。
戦闘時も広い外のフィールドから狭い建物まで様々です。
物語を進めると舞台が変わるだけでなく、天候の変化や夜になるなど風景に飽きない工夫がなされています。
ストーリーが壮大
最初はただ借金返済のためにエリザベスを助けるだけの予定でしたが次第に大きなことに発展していきます。
後から判明する事実も多く飽きない展開が多いです。
- 借金帳消しのためにとらわれたエリザベスを助ける依頼を引き受ける主人公
- 時空間を発生することができる小指のない謎の美少女エリザベス
- いたるところに現れる謎の男女二人組
- エリザベスを天空都市から出さないよう妨害してくる機械チックなデカイ鳥
多くの謎を解き明かしながらエリザベスと旅をしていきますが、エリザベスとの会話シーンが多彩です。
ちょっとしたハクスラ要素あり
各地にパワーアップアイテムが散りばめられています。
前作同様1人用FPSだけどちょっとずつパワーアップしながら物語を進められるのは段々操作が便利になってきて楽しいです。
武器強化
ショップでパワーアップすることができます。
弾薬アップや威力アップなど選ぶことができます。
ビガー
スキルのことです。
- タレットや敵に取りつき一時的に味方にできる
- カラスの群れで敵をスタンさせる
- 敵を燃やしたり氷漬けにする
他にも種類があり、好きなスキルからいくつか選択して装備する形となります。
中ボスを倒したり探索をすることで新しいビガーをゲットできるだけでなく、ショップでレベル上げをすることもできます。
ギア
装備するだけでメリットのあるパッシブスキルです。
数ある中からいくつか選択して装備する形となります。
- 武器の総弾数アップ
- 近接攻撃を当てるとおまけの妨害が付与
- 移動速度上昇
他にも色々あります。
インフュージョン・アップグレード
使い切りで永久パワーアップのフラスコです。
ライフ(体力)、シールド、ソルト(スキル)からどれかの最大値を増やすことができます。
- ライフの最大値アップ
- シールドの最大値アップ
- ソルトの最大値アップ
サクサクプレイ
戦闘も強敵が減って雑魚敵が増えたことによって難易度相応のゲームバランスになりサクサク終わらせられるようになりました。
確かに硬い強敵もいますが、前作と比べたら大分良心的です。
追加DLCがまさかの海底都市
前作まで主な舞台であった海底都市、今作は一切できないのかと思っていました。
本編ではなかったのですが、なんと追加DLCでガッツリできます。
ということはバイオショックの代名詞ともいえる強敵ビッグダディーともご対面することができます。
前作が好きだった方は朗報です。
ボリュームもそこそこあるのでしっかり楽しむことができます。
気になる所
バイオショックインフィニットをやってみて気になった点をご紹介いたします。
過去2作品からあまりに変わりすぎているゆえに思うことも出てきました。
バイオショックはハーフライフというFPSの影響がかなり強いのですが、今作はあまりそれを感じずにハーフライフから巣立ってしまった感があります。
武器が2種類しか装備できない
前作までが沢山武器を持ちすぎていて武器チェンジで使いたい武器に切り替えるのが大変でした。
今作では逆に持てる武器が少なくなりすぎましたので、物足りない感じがします。
オートセーブのみ
今のゲームはオートセーブのみのFPSも多いですが、どこでもセーブすることができた過去作をプレイした方からすると不憫に思うでしょう。
ビガーがすぐ打てなくなる
アイテムでビガーの上限値を上げることができますが、とにかく初期値の低い前半はビガーを2,3回使用するだけですぐソルトが尽きます。
とにかく燃費が悪いのでせっかくの能力も頻繁に使えません。
バイオショックの個性の1つであるビガーが全然活躍できないです。
- ビガー→スキル
- ソルト→ビガーを使用するのに必要な燃料
ゲームができない
ゲームができないのは致命的な問題です。
タイトルまで行けずにフリーズを繰り返していました。
他サイトで調べた方法を伝授いたしますのでタイトルまで行けない場合はお試しください。
steamをオフラインモードにする
steamが原因なのでsteamをオフラインモードにすると改善されるかもしれません
私はこちらでうまくいきました。
- Steamを起動,
- 左上のメニューのsteamからオフラインにするを選択
- フォルダから直接起動か2Kから起動する
管理者権限で実行
BioShockInfiniteを管理者権限で実行すれば解決できるかもとのことです。
私はやっても意味ありませんでしたが、人によるかもしれませんので一応ご紹介します。
- Steamを起動,ライブラリを開く
- BioShockInfiniteの項目を右クリックしてプロパティを開く
- 「一般」から「起動設定」を開き「-windowed」と入力する
攻略
『バイオショック』の攻略法を簡単にご紹介いたします。
シールドを強化しよう
今作から備わったシールドですが、敵の攻撃を受けた際にライフの代わりに優先してダメージを受けます。
シールドがなくなるまではライフを傷つけずに敵の攻撃を食らうことができます。
シールドを優先する理由はライフと違って時間でMAXまで自動回復することです。
つまりシールドだけで戦闘をしのげれば回復アイテムを購入せずに節約できます。
「インフュージョン・アップグレード」というフラスコを見かけたら黄色を選択することでシールドを強化できます。
迷ったらナビに従う
「O」キーで何をすべきか確認することができます。
「N」キーを押すことですぐさま矢印ナビが発生し行くべき道を記してくれます。
無限蘇生で乗り越える
今作からデスペナルティーとして所持金が減ってしまうようになりましたが、エリザベスがいればお金をくれるのもあり大した損害ではないので難しかったらサイアク蘇生しまくって乗り越えることができます。
まとめ
- 大きく変更したバイオショックの3部作目
- エリザベスとの二人旅
- スキルを駆使して戦闘や探索を進めていく
- デスペナルティーもなくガンガンやれる
- パワーアップシステムがあり軽いハクスラ気分が味わえる
海外で有名なFPSである『バイオショック インフィニット』についてでした。
前作までと大分変わりましてストーリー重視で難易度が大分下がった感じです。
前作同様実際やってみて非常に面白いゲームで、「戦闘」「探索」「買い物」「ハクスラ」と王道FPSながらも色んなことができるのでやってみると結構時間のかかるゲームでした。
行先が分からないと探索に時間がかかり大変な場合もありますが、基本的には銃やスキルでガンガン戦うゲームなので王道FPSが好きな方でしたら楽しく遊べること間違いないでしょう。
Switch版 バイオショックコレクション(3部作セット)
Steam版 バイオショック インフィニット
Steam版 バイオショックコレクション(3部作セット)