こんなお悩みの方にオススメ
- ステルスゲームをやりたい方
- ゾンビを撃つゲームをやりたい方
Steamでダウンロードできる「Wolfenstein: The Old Blood」をプレイしましたので、レビューをしていきます。
格安で本格的なFPSです。
レジスタンスがナチス兵に挑む戦争モノのFPSですが、「ゾンビ」も出現します。
シリーズおなじみの本格的でステルス要素の強いFPSだけでなく、「ゾンビ」を倒すゲームもやりたい方向です。
Steam版
Ps4版
XboxOne版
ウルフシュタインシリーズ
「Wolfenstein: The Old Blood」について
「Wolfenstein: The Old Blood」 | |
---|---|
リリース日 | 2015年5月5日 |
開発元 | MachineGames |
価格 | 1,980 |
Wolfenstein®: The Old Blood は、高い評価を得た一人称視点アクションアドベンチャー シューティング ゲームWolfenstein®: The New Order の前日譚となるスタンドアロン ゲームです。8 つの章と 2 つの相互に関連したストーリーで構成されるこのアドベンチャー ゲームでは、MachineGames の特徴であるスリリングなアクション、没入感のあるストーリー、緊迫感のある一人称視点の戦闘が楽しめます。戦争の英雄 BJ Blazkowicz として、ボルトアクション ライフルや擲弾を発射する Kampfpistole などの新しい武器で武装し、迫り来るナチスの戦争機械を阻止しようと試みます。また、壁登りや、これまでに見たことのないナチスの敵を容赦なく倒すために使用できる二刀流のパイプを活用します。
ストーリー 1946
年、ナチスは第二次世界大戦の勝利目前でした。連合軍に有利な戦況を築かせるため、B・J・ブラスコヴィッツはバイエルン奥地で、二部構成の壮大なミッションに乗り出すことになる…。『Wolfenstein: The Old Blood』のパート1 「ルディ・イェーガーと狼の巣窟」では、デスヘッド将軍の屋敷の座標を盗み出すためウルフェンシュタイン城に侵入したB・J・ブラスコヴィッツが、狂気の牢獄看守と対峙する。パート2「ヘルガ・フォン・シャッブスの闇の秘密」では、座標を求める主人公はヴルフブルク市へと辿り着く。そこでは、ナチスの強迫観念にとりつかれた考古学者が、暗黒の古代の力を解き放つ恐れのある謎の遺物を発掘していた。
出典:Steam紹介ページより
シリーズ物で、たくさんの作品がありますが、今作は二刀流のゲーム序盤に手に入るパイプが大活躍なのと「ゾンビ」の敵が出現することが特徴的です。
「Wolfenstein: The Old Blood」のいい所
第一作目が1981年発売でそれからシリーズ化されたFPSを流行らせたゲームの1つです。
ファミコンみたいなグラフィックの頃からあるゲームです。
別のゲームで「DOOM」というFPSもありますが、こちらも同じくFPSの元祖的なゲームで「ウルフシュタイン」と同じ会社です。(Steam上の表記では開発元の会社名が異なってます)
どんな感じかよく分からなくても一度はやってみたいFPSの1つです。
海外ゲームですが、日本語字幕のみならず日本語吹き替えも対応ですのでご安心ください。
ステルスゲームでも全滅でも好きな方を選べる
戦いが大変なので基本的にステルスを推奨しますが、ステルスも難しいです。
特に「司令官」が存在するエリアは「司令官」に気づかれると増援をされるのが主な特徴です。
しかもこれがえげつない量の敵を呼んでくるので見つかると大変なのです。
ヒャッハーがしたいのあれば高難易度でなければドンパチやりあってもいいでしょう。

飽きさせない工夫が沢山ある
ポイント
- いきなり「ゾンビゲー」に変わる
- 細かい会話シーンにもショートムービー
- 検問所、牢獄、️洞窟など頻繁な移動
脱出パートもあるので、以前来たところで再び戦うようなこともありますが、チャプターごとに舞台も、敵の種類も変わります。
しかも今作は「ゾンビ」も出現しますので、過去作とはまた違った1面があります。
戦闘も盛り上げ要素てんこ盛りで敵も「普通の兵士」だけでなく、「機械の敵」や「巨大ロボ」など現実離れしたSF要素も楽しめます。
プロトタイプの敵が拝める
前作「Wolfenstein: The New Order」よりも昔の話になります。
時代が前なのもあり、過去作よりもSF要素が薄かったり敵のデザインが旧型だったりします。
現実離れしている要素が少ない分のお詫びなのか、「ゾンビ」が出現します。

低価格なのに超本格的
作り込みも高く、ムービー多めの中編FPSがこの価格は非常にお買い得です。
知る人は知る名作FPSで昔から続いているシリーズで、セールでなくても2000円ぐらいで販売しています。
こまめなオートセーブが入り、いつでも難易度変更できる
オートセーブ機能が備わっていまして、ステルスが基本ですので難易度を高めにしても意外となんとかなることが多いです。
1つの戦闘エリアを超えるごとにオートセーブが入るイメージですので難所を超えてすぐられてもやり直しをするリスクが少ないです。
ただオートセーブによって詰みそうになるぐらい悲惨な状況からのスタートになる可能性もあります。
そういう時はゲーム中ならいつでも難易度変更ができますのでご安心ください。
説明が丁寧
ムービーや手紙やナビなどゲーム中の説明がとても丁寧です。
進み具合や、道中に隠された「コレクションアイテム」を拾うことで
- 背景
- キャラクター
- レター
とメインメニューから沢山の情報を見ることができます。
情報がすごく多いのでやりながらですとなかなか理解が難しいですが、ゲームクリアした後にでも振り返りでじっくり見るのも面白いです。
「Wolfenstein: The Old Blood」の気になる所
「ウルフシュタインシリーズ」はどれも容赦なくグロいですが、今作はグロが控えめなので刺激物が好みの方にはイマイチかもしれません。
それでもグロいのには変わりないのでグロ耐性のない方にはおすすめできません。
さらに今作はゾンビも出現するので、賛否が分かれることでしょう。
ステルスがむずすぎる
私は「ウルフシュタインシリーズ」の別作品も先にやったことがあるのですが、他作品同様でステルスが超難しいです。
私の場合は難易度HARDでしたので、最初の「スーパーソルジャー」の徘徊の時点から何度も見つかりまくるぐらい難しかったです。
しゃがみ歩きじゃないとすぐ見つかりますのでノロノロしゃがみ移動で敵に近づく辛抱強さも大切です。
ステルスゲームが苦手な方はかなり苦労します。
オートセーブで詰みそうになる
ムチャクチャ難しいエリアなのに体力20でオートセーブが入ってしまい、何度やっても超えられなくて難易度下げようかと悩んだこともありました。
体力20でオートセーブされてすぐやられてリスタートしても体力は20からのスタートです。
中盤が1番難しい
今作含め3作品やりましたが、何が難しいのかと言いますとステルス失敗した時に「司令官」から大量に敵を呼ばれた時の戦いがきついんですね。
「司令官」がいる状況で敵に見つかると偉い数増援されますが、中盤以降は「中型以上の敵」も沢山混ざっているのがこれを乗り越えるのが厳しいです。
正直ステルスのいらない「ゾンビゲー」である終盤が1番ラクでした。
ボリュームが少ない
「Wolfensteinシリーズ」の中ではボリュームが少なく、同じ舞台で戦い事が多いので、もしかしたら予算が少なめだったのかも知れません?
ステルスが上手な方や難易度ノーマルでしたらあっという間に終わってしまう可能性があります。
とはいえ6時間ぐらいはかかりましたので、中編レベルでしょうか。
「Wolfenstein: The Old Blood」の攻略
基本的にステルスゲームなのでバレたらヤバいです。
難易度HARDでやってみましたが、むちゃくちゃステルス失敗してゲームオーバーしましたが、中盤からは「中型以上の敵」が強すぎてステルスでないと切り抜けられない箇所も多いのも事実です(笑)
ただ「ゾンビ」が出現してからは難しいステルスが必要なくなりむしろ楽になりますので、それまで何とか乗り越えていきましょう。(終盤の話ですがw)
必ずしも戦う必要はない
私はHARDモードで挑んでみて、これはキツすぎると思った箇所がいくつかありました。
基本的に「司令官」をステルスキルで倒して探索してからそのエリアを抜け出すのが基本ですが、「司令官」をステルスで倒すのもかなり難しい箇所が多いです。
「司令官」に見つかると増援されるのですが、別に何が何でも「司令官」を倒さなければいけないルールはないのでコレクションアイテムの回収率に響きますが「司令官」すらもスルーするのも手です。
「ゾンビ」は離れて戦おう
後半戦は「ゾンビ」になったナチス兵の群れが襲ってきますが、個人的には遠くから銃で倒すだけなので「通常ナチス兵」より処理が楽です。
たまに「銃を持っているゾンビ」もいますが、そちらを優先的に倒せば後は「銃を持ってないゾンビ」を安全な所からゆっくり倒せばいいだけです。
ただ、数が多いので、弾薬節約のために頭部を狙いましょう。
「投げナイフ」が最強
ステルスに自信のある方は「ナイフ」を装備してスニークしましょう。
「投げナイフ」はムチャクチャ強いので「普通のナチス兵」や「司令官」でしたら一発で倒せます。
「機械の敵」や「巨大ロボ」のように投げナイフどころかナイフキル効かない敵もいますのでご注意ください。
迂回路を探す
真正面から挑むとキツイ戦闘が多いので、極力無駄な戦いは避けましょう。
真正面から突っ込むと敵に見つかりやすいですが、経路は何も一つとは限らず迂回路は沢山あります。
今作は鉄パイプ大活躍ゲームですので、鉄パイプ活躍する箇所は非常に多いです。
ポイント
- クラックを探してクライミング
- 上下の引っかけるポイントを探す
- もろい壁を壊す
「クレート」を壊してアイテム回収
「クレート」は至る所にある木箱のことです。
弾や回復アイテムが入ってますので、余裕のない時は補充していきましょう。
オートセーブがこまめなので、一つ前のエリアに戻れない可能性も高いです。
そうなってもいいように、安全なエリアであればできるだけ細かく探索してから抜けるようにしましょう。
「Wolfenstein: The Old Blood」のまとめ
まとめ
- 他のグロゲーよりグロさレベルが高い
- ステルスが基本戦術だが、やられて覚えるぐらい難しい
- 飽きさせない工夫がてんこ盛り
- Steam版は低価格だが、ボリューム大
- 過度な育成要素はないがコレクション要素もあり
「Wolfenstein: The Old Blood」ですが、こんな本格的でFPSの元祖的な素晴らしいゲームが通常価格2000円は破格の極みです。
基本はいつも通りステルスでSF要素が薄く古っぽい雰囲気で鉄パイプをよく使ってますが、ゾンビも出てきて今までの「Wolfensteinシリーズ」とはひと味違うシナリオが楽しめます。
今作はレジスタンスにも加入していない時期のため孤独な戦いでずっと単独なため、仲間との会話シーンの少なく主人公の「ブラスコビッチ」の顔も全然出てこないので寂しさもあります。
他にもカスタムパーツなんかもゲットして進めるほどパワーアップしますので、ちょっとした成長も楽しめます。
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