- Crysis2は面白いのかわからない方
- 前作と違いがあるのか気になる方
CrysisシリーズであるCrysis2Remasteredをプレイしました。
ナノスーツの力を駆使して、ニンゲンやエイリアンと戦うFPSですが前作のジャングルとは大きく変わり市街地での戦争となり迫力の戦いが見れます。
前作からの追加要素も沢山あって、探索の必要性も出てきました。
Crysis2自体のレビューだけでなく前作との違いもご紹介します。
Crysis2について
- 主人公のアルカトラズは海兵隊として戦場に派遣されましたが、謎の物体から襲撃をされ意識を失っていたところ、前作の主人公のいたチームの隊長であるプロフェットよりスーツを託されるところから物語は始まります。
- 前作でも出てきたエイリアンが侵略のためにニューヨークに襲撃するのですが、それとは別で主人公のスーツを狙っている組織もあり、エイリアンだけでなく、ニンゲンとも戦うFPSです。
ゲーム中では前作では謎の多かったナノスーツとエイリアンについての謎も明かされていくため、前作をやっていなくてもそんなに問題はないかなと思います。
また、前作ではジャングルが舞台でしたが、今作は市街地です。
ビルが倒れたり、道路が崩壊していたり、安息の地はない、戦争中だ!という雰囲気が出てます。
Crysisからとどう違うか
前作Crysisと今作Crysis2の違いを解説しましょう。
前作から結構変わった点が多いです。
戦う舞台が違うだけでなく、ホラーのような演出もあったり、今作ではナノスーツやエイリアンについてCrysisをやる上での数々の謎に迫ってます。
ナノスーツは主人公だけ
前作は主人公含むチームで皆ナノスーツ着用でしたが、今作は主人公のみがナノスーツ着用です。
エイリアンだけでなく、このナノスーツを狙う組織とも戦わねばなりません。
敵について
前作は北朝鮮兵とエイリアンが敵でしたが今作はC.E.L.L.とエイリアンになります。
とはいえ、敵はニンゲン兵とエイリアンってことには変わりないです。
また、今作ではエイリアンの種類が増えデザインも一新されております。
前作ではエイリアン戦は単調すぎてかなり不評でしたが、今作はかなり改善されてます。
前作は映画マトリックスに出てくるイカ野郎のような飛行ユニットタイプでしたが今作は見た目もプレデターっぽくてカッコいいです。
強タイプや巨大ロボットも時折出てたり、街を破壊されていて押されているシーンも搭載でただ戦うだけならず飽きさせない演出も結構あります。
バイザー機能のパワーアップ
マップが前作と比べかなり狭いのでそこまで意味はないですが、戦車は逃げたほうがいいとかここに弾薬箱があるなど戦術のヒントを教えてくれたりします。
敵の位置をマーキングしてくれる機能が追加されました。
バイザーを閉じても敵の位置がわかるままです。
敵の位置がわかるだけでステルスの難易度が下がるので、ステルスがしやすくなりました。
スーツのアップグレード機能追加
Crysisと言えばナノスーツですが、このナノスーツをパワーアップできるようになりました。
敵の足跡が見えるようになったり、クローク時間延長など戦略の幅を広げられるようになりました。
アップグレードの仕方なのですが、エイリアンを倒したときに出てくる「ナノカタリスト」というポイントを集めることでアンロックできます。
エイリアンを倒した時は忘れずに回収しましょう。
コレクション要素の追加
最近のゲームでよくあるコレクションやアンロックシステムが追加されました。
例えば前作ではスナイパーに最初からサイレンサー装着できましたが、今作では条件を満たすまではサイレンサーを装着できないです。
その他
- スーパージャンプ必須箇所がちょいちょいある
- パンチではなくキックになった
- 恐怖演出がちょいちょい出てきた
- 感染されて悶えてるニンゲンがいる
- 建物が壊れるシーン
- ムービー搭載
よかった点
基本的に追加要素が沢山あるのはやりこみ要素増えてより長く遊べる事につながるのでいいことです。
前作みたいに弾だけ拾えば探索全然しなくていいというわけではなく、今作では市街地という複雑なマップならではの裏ルート発見やコレクションアイテムの回収もありますのでマップを楽しむという面でもいいと思います。
エイリアン戦が単調じゃない
前作がかなりエイリアン戦不評でしたので、前作の飛行イカ野郎をクビにしてフルモデルチェンジしたのはいいことです。
また1種類ではなく、沢山の種類のエイリアンが出現するので超固いエイリアンもいたりして、エイリアン戦は難所が多く結構きつかったです。
ですが、敵が単調で弱いとつまらないのでそれが楽しいんです。
スーツのパワーアップ要素
序盤から終盤までプレイヤーはずっと同じステータスなのではなく、物語を進めるほどちょっとずつパワーアップしていく要素があるのは現代ゲームらしいシステムです。
エイリアンを倒すとナノカタリストというポイントが出てきてそれを集めることによってパワーアップできます。
育成要素があると楽しいんです。
強いエイリアンほどもらえるナノカタリストの量が増えるので、エイリアン戦は頑張りましょう。
ステルスしやすくなった
スーツのパワーアップでステルス時間の延長ができたり敵の位置をマーキングできるようになったので、
めちゃくちゃ難しいステルスが少し楽になりました。
気になった点
Crysis2ではパンチ最強でしたが、Crysis2は近接もワンパンではなくなるなど色んな変更点があります。
あとは市街地が舞台になったことによるデメリットなど気になるところを言います。
感染シャワーがよくわからない
感染シャワーってのが建物内にちょいちょいありましたが、これの意味がよくわからなかったです。
自販機からジュースが出てくるようなただのオブジェクトかもしれません。
自由度が下がった
個人的には十分マップは広いと思いましたが、前作があまりに広すぎたので前作もやった方から不満の声が多かったです。
舞台がジャングルから市街地になったのは行けるところが限られてしまい、自由度が下がる要因です。
戦争中なので、崩壊する様子も演出することによりさらに行けるところが狭まります。
また、バイザーでここから行くといいよとヒントももらえますが、大したことないのも多く、そんなに分岐点は感じられませんでした。
近接が弱くなった
バランス調整なのか前作はパンチが恐ろしく強かったです。
難易度ハードでもステルスキルなしで真正面から敵兵をワンパンでした。
今作も難易度ハードでやりましたが、ツーパンになりました。
(というかキック)
人によってはナノスーツの力により化け物じみた強さを手に入れていることが売りって感じもあるのに、近接が強くなくなってしまったらCrysisの魅力薄れるポイントかなと思います。
まとめ
- 前作から追加要素が沢山ある
- エイリアンのバリエーション豊富になった
- 自由度が下がった
- 近接が弱くなった
Crysis2は前作Crysisから大分変りました。
アンロックシステムやパワーアップ要素など最近のゲームでよくあるシステムが登場しました。
なので探索する価値も増え、せっかくあるフィールドを堪能する機会が出てきました。
早くクリアしたい方もいるでしょうけどせっかく買ったゲームで敵倒したらすぐ次のフィールドへ進んでしまうってのも、有料ゲームの景色を楽しめなくなるのでもったいないです。
エイリアンもバリエーションが増えて、戦車なみに固いのもいたり、とんでもないサイズのがいたりで遭遇すると倒すのが大変でかなり手ごわかったですが、視覚的にも面白かったです。
市街地が舞台で生存者もたくさんいたので、戦争している感が前作よりも感じることができて雰囲気もばっちしでした。