- 『バイオショック2リマスター』がどんなゲームか知りたい方
- 『バイオショック2リマスター』と「ハーフライフ」はどう似ているのか知りたい方
18歳以上対象のゲームとなります。
Steamでダウンロードできる『バイオショックリマスター』をプレイしましたので、レビューをしていきます。
「2K Games」によって開発された海外で人気のあるFPSゲームシリーズの2作目です
『ハーフライフ』に影響されたと言われておりまして、『ハーフライフ』のゲーム性も踏襲なされている箇所が所々見受けられました。
『バイオショック2リマスター』について
海底都市ラプチャーはまたしても過去の罪を呼び起こそうとしていた。場所は大西洋沿岸、少女たちが謎のモンスターによってラプチャーと呼ばれる海底都市へ連れ去られていた。あなたはラプチャーの象徴的存在「ビッグダディ」となり、朽ち果てながらも美しいかつての楽園へと足を踏み入れる。未だ姿の見えぬ敵、そして自分自身への答えを求め、生き残りをかけた戦いが、始まる。
出典:steam紹介ページより
舞台は前作と同じ海底都市であるラプチャーです。
エレノアという【少女】を探して救うのが目的となります。
なので、前作と似たような箇所を探索することもあります。
大きく違うのは主人公が【ビッグダディー】であることです。
前作と違うところ
基本的なシステムは前作と変わりありません。
- 施設内を歩いていたるところに落ちているアイテムを回収
- 自販機でアイテムやスキルを取得
- スキルや武器を駆使して戦闘をこなす
- 行き詰ったらヒントやナビを見ながら移動
- ハッキングをすることで戦闘を有利に進めたり障害を取り除く
主人公がビックダディー
一番のポイントは主人公が前作の強敵であったビックダディーであることでしょう。
主人公はデルタという名称でブリキのダディと作中で呼ばれる旧型の【ビッグダディー】です。
今作は完全に水没させられ水中を移動するシーンもちょこちょこあるのですが、窒息せずに平気で動ける所がさすがビックダディーといったところです。
他の【ビッグダディー】とは仲間関係だと思うかもしれませんが敵対関係にあります。
ハッキングが簡単になった
ハッキングする機会はいたるところにあるのですが、ハッキングをしないと困難な場面がとても多いです。
前作でしたら1画面丸々使用したパズルで1つ1つこなすのが面倒したが今作はタイミングよくボタンを押すだけで完了ですので大分楽になりました。
なので今作になって超面倒だったハッキングがかなり緩和されました。
ハッキングツールの登場
ハッキングガンとも言います。
前作は対象物に近づいて直接触りに行く形でしたが、今作は遠方からハッキングできる武器が登場しました。
入れない部屋の中にあるスイッチの切り替えもできるようになりました。
タレットなんかだと近づいたらハチの巣にされてしまったりするので直接触りにいかずとも銃みたいに遠方からハッキングできるのは超便利です。
さらに上位版で「オートハッキングガン」という当てるだけでアクションなしで即ハッキング完了する武器もあります。
ADAM取得がめんどう
ADAMは遺伝子物質で体内に注入することでスキルを取得できるアイテムです。
ワンピースでいう悪魔の実みたいなもんだと思えばわかりやすいかも知れません。
ADAMは毒された【少女】(リトルシスター)のみが死体からADAMを接種できる貴重な存在です。
【少女】は【ビッグダディー】とセットで徘徊しているのが特徴です。
前作は【ビッグダディー】を倒せば良かっただけですが今作はより工程が増えて一苦労するようになりました。
(ストーリーよりもADAM取得で時間取られる)
前作 | 今作 |
---|---|
【ビッグダディー】を倒す | 【ビッグダディー】を倒す |
【少女】を捕まえる | 【少女】を捕まえる |
ADAMが取り込まれている死体を探す | |
【少女】がADAMを接種中に防衛戦が始まるので耐えきる | |
通気口を探す | |
通気口でADAMに毒された【少女】を救済するか、搾取するか選ぶ |
1フロア分終わらせると【ビッグダディー】より強い【ビッグシスター】が襲ってきます。
なので前作みたいに【ビッグダディー】を倒すことだけでなく、防衛戦や【ビッグシスター】と困難な戦闘が増えました。
しかもビッグシスターはむちゃくちゃ強敵です。戦闘になっても逃げることが出来ないので叫び声が聞こえたら覚悟しましょう。
撮影方法が変わった
写真をバシャバシャ撮って撮影ポイントを溜めることによって研究ボーナスを得られるシステムがありましたが、今作もあります。
前作はほんとにカメラを撮るスタイルでしたが、今作は動画撮影スタイルに変更になりました。
時間経過や攻撃方法によって獲得できるポイントが変動します。
いい所
ソロで遊べる王道FPSがやりたくて調べたら『バイオショックシリーズ』を発見したのですが、購入して間違いなかったぐらい前作同様面白いです。
海外で超有名なFPS『ハーフライフ』のゲーム性も踏襲なされているとのことで、『ハーフライフ』を思い出すようなゲーム性となっております。
戦闘だけじゃない
- 敵のバリエーションが多い
- 謎解きあり
- 探索
- お金集め
- パワーアップ
ただ目の前の敵を撃つだけでなく色々やれることの広いゲーム性です。
戦闘面でも敵は皆近接攻撃してくるだけでなく、銃を撃ってきたり火炎瓶を投げてきたり様々です。
また『バイオショック』を元々ある程度ご存じの方でしたら有名な【ビッグダディー】のような一癖ある大型ユニットとの戦闘も楽しむことができます。
さらに2作目になりあの【ビッグダディー】より脅威である【ビッグシスター】も登場するようになりスリルな戦闘を楽しむことができます。
他にも『バイオショック』はただ銃を撃つだけでなく「ハッキング」によるパズル要素もあります。
「ハーフライフ」っぽい
「ハーフライフ」の影響を受けている作品なのでそりゃそうだよという話になるのですが、ところどころ前作同様「ハーフライフ」を感じる部分が見受けられます。
- 遠方からモノを引き寄せて投げ飛ばせる
- アイテムが床に落ちている
- 回復装置がある
- タレットはハッキングで味方にもできる
- 拾えないアイテムだと控えめな警告音が鳴る
回復や弾丸がこまめに落ちていて移動しながら拾ってちょこちょこ補充できるのは「ハーフライフ」を思い出しました。
地面だけでなく、棚や箱からもアイテム回収ができるので、細かく探索すればアイテムも潤うでしょう。
ちょっとしたハクスラ要素あり
周回プレイで経験値集めてようやく最強戦士の誕生!!
ってレベルではないですが、各地にパワーアップアイテムが散りばめられています。
前作同様1人用FPSだけどちょっとずつパワーアップしながら物語を進められるのは段々操作が便利になってきて楽しいです。
新武器
この手のゲームはどれもそうなのですが、物語を進めると新しい武器を獲得することができます。
沢山種類があることで使い分けが可能になり戦略が広がるだけでなく、弾切れのリスクも分散させることができます。
武器強化
武器強化ステーションという装置でパワーアップすることができます。
弾薬アップや威力アップなど選ぶことができます。
無料パワーアップ装置でデメリットもないので武器強化ステーションは見逃し厳禁です。
プラスミド
スキルのことです。
- タレットや敵を一時行動不能にさせる
- 物体を引き寄せて掴む
- 対象を燃やしたり氷を解かす
他にも種類があり、好きなスキルからいくつか選択して装備する形となります。
【ビッグシスター】を倒したり、リトルシスターと呼ばれる【少女】からADAMを摂取することで「ギャラザガーデン」という遺伝子強化のショップに行くことでスキルをパワーアップすることができます。
新しいスキルはイベントでも獲得することができます。
トニック
装備するだけでメリットのあるパッシブスキルです。
数ある中からいくつか選択して装備する形となります。
- 警報時間を短くする
- ハッキングの難易度を下げる
- 火力アップする
他にも色々あります。
ヒントが見れる
結構同じような風景が多いので、ヒントがないと悩みやすいです。
とはいえ「M」キー長押しでヒントが見れるだけでなく、画面上部にもナビが表示されることがあるので、良心的なシステムにはなっています。
気になる所
前作は結構気になる点があったのですが、今作は大分改善されたのでそこまでないです。
(特にハッキングのめんどくささ)
武器・スキルチェンジが焦る
- 「Q」ボタンでスキルチェンジ
- 「マウスホイール」で武器チェンジ
できますが、敵に囲まれたり弾切れすると種類が多いので焦ります。
武器をチェンジしている間に何度ゲームオーバーしたかわかりません。
強敵が多い
ボス級のキャラがばかり出てきて後半から戦闘がキツイです。
強い敵ばかり出てくるので難易度ノーマルでも無茶苦茶やられました。
戦闘バランスは前作よりきつめです。
とにかく強くて耐久のある敵との戦闘ばかりです。
落ちやすい
私のPCが固まりやすい調子悪い時にプレイしたのもあるかもしれませんが、ゲームが落ちやすいのは致命的な問題です。
私もニューゲーム早々2連続で始めの敵と遭遇する前に落ちました。
(萎えてしばらく起動をしなかった)
さらにプレイ中も混戦中に全クリまでに5回ほどいきなり落ちることもありました。
他サイトで調べた方法を伝授いたしますので頻繁に落ちるようでしたらお試しください。
- Steamを起動,ライブラリを開く
- Bioshock2の項目を右クリックしてプロパティを開く
- 「一般」から「起動設定」を開き「-DX9」と入力する
オートセーブはチャプターごとなんで難所を乗り越える度に手動セーブするのをオススメです。
攻略
『バイオショック』の攻略法を簡単にご紹介いたします。
武器強化ステーションは必ずチェック
無料でパワーアップできる装置です。
武器の威力を上げたり、弾薬数が多くなったりメリットしかないので武器強化ステーションは見逃し厳禁です。
ADAMを全回収してから次に進もう
- ステータスアップ
- スキル枠を増やす
- スキルの強化
- スキルの取得
ADAMの取得についてですが、前作と違い今作は一度次のフロアに進むと戻れない仕様です。
列車に乗り込む前はすぐに進まずに一度獲得できる「ESC」キーでADAMポイントを全部回収できたかどうか確認しましょう。
きつい戦闘だらけで大変ですがADAMは回収してから次に進まないと強敵も増えて後が大変になります。
遺伝子強化は慎重に
ADAMは無限ではないので、必要のないと思ったスキルは購入しないようにしましょう。
とはいえ数が多すぎて混乱するかとは思いますので私としては以下の優先順位をおすすめします。
- ライフ上限アップ
- EVE上限アップ
- プラスミドのスロット枠
- トニックのスロット枠
- よく使うプラスミドのレベルアップ
色々試したい気持ちもわかりますが、使ってないスキルのレベルアップはしなくていいです。
とにかくハッキングをする
- 監視カメラ
- タレット
- 金庫
みかけたらハッキングしてしまいましょう。
前作よりもハッキングが簡易的になったので私としてもハッキングをガンガンすることをオススメしやすくなりました。
ちなみにショップもハッキングできるのでハッキング成功すると値下げしてくれます。
ヒントを見る
どこにいけばいいのか、何をしたらいいのかわからなくなったら以下の方法が助けになります。
- 「M」の普通押しでマップを見る
- 「M」の長押しでヒントを見る
- 画面上部のナビ(矢印)に従う
無限蘇生で乗り越える
難易度ノーマルでも複数体相手にするとすぐやられます。
難易度ノーマルでもボスは無茶苦茶強いので油断していると余裕でやられます。
そんな時は最終手段ですが無限蘇生ができます。
ロードも短くデスペナルティーもなく復活できるだけでなく、敵だけでなくボスも体力が削れている状態でリスタートできるため時は動いたままの復活なのです。
なので、どんなに強敵でも無限蘇生でいつかはクリアできます。
弾の補充はされていないのと強敵は少しずつ回復していたりするのでそこはご注意ください。
ひたすら研究
余裕さえあったらとにかくカメラ小僧になって研究して撮影ポイントを溜めましょう。
撮影ポイントにより研究ボーナスが得られますが主にダメージアップやトニックが得られます。
戦闘に夢中になると忘れがちになりますが、後の戦闘を有利にするために沢山撮影したほうがいいです。
様々な攻撃だったり時間経過で撮影ポイントは増えていきます。
まとめ
- 『ハーフライフ』に似ているゲーム性
- スキルを駆使して戦闘や探索を進めていく
- デスペナルティーもなくガンガンやれる
- パワーアップシステムがあり軽いハクスラ気分が味わえる
- 前作よりも強敵がガンガン出てくるのでめっちゃ難易度高い
海外で有名なFPSである『バイオショック2リマスター』についてでした。
FPSなので自分の姿が基本見えないのですが重量のある足音やドリルを持っていたりしているところなんて俺は【ビッグダディー】なんだと所々思い出せてよかったです。
前作同様実際やってみて非常に面白いゲームで、「戦闘」「探索」「買い物」「ハクスラ」と王道FPSながらも色んなことができるのでやってみると結構時間のかかるゲームでした。
謎解きが分からないと探索に時間がかかりすぎて大変な場合もありますが、基本的には銃やスキルでガンガン戦うゲームなので王道FPSが好きな方でしたら楽しく遊べること間違いないでしょう。
ただし難易度ノーマルでも敵が強すぎて相当ゲームオーバーしたので難易度はかなり高めのゲームです。
Switch版 バイオショックコレクション(3部作セット)
Steam版 バイオショック2リマスター
Steam版 バイオショックコレクション(3部作セット)