こんなお悩みの方にオススメ
- 面白いFPSゲームをお探しの方
- 「Half-Life 2」のModがやりたい方
- 「Half-Life 2」や「Black Mesa」に興味のある方
Steamでダウンロードできる「Black Mesa」をプレイしましたので、レビューをしていきます。
FPSで超名作な「Half-Life」のリメイク作品でFPSのジャンルでSteam評価も非常に高いゲームとなっております。
元々無料体験版が遊べるゲームでして、私も2015年ぐらいにかなり長く遊べる無料体験版をやった記憶があるのですが10年後の2025年にゲーム記事のネタ探しに気になって調べてみたらなんと2020年に正式リリースされていたとのことです。
なんとも調べてみたらBlack Mesaはもともと無料のファンメイドリメイクとして公開されていましたが、正式リリース後は有料版のみとなったとのことです。
一応、過去の無料版では後半に差し掛かるぐらいまで遊べ半分ぐらいは既プレイ済みですが、再度正式版を1からやってみたレビューをいたします。
「Black Mesa」について
◆開発元:
Crowbar Collective◆ジャンル:
ファーストパーソン・シューティング(FPS)◆ストーリー:
プレイヤーは科学者のゴードン・フリーマンとなり、ブラックメサ研究所での事故によって異次元から現れたクリーチャーと戦いながら、研究所から脱出することを目指します。◆開発の歴史:
Black Mesaは、2004年にHalf-Lifeのリメイクプロジェクトとして始まり、開発は約12年にわたり行われました。最初は無料のファンプロジェクトとしてスタートしましたが、開発が進むにつれて、正式なリリースを目指し、資金調達やリソースの確保が行われました。◆正式リリース:
2020年3月にSteamで正式にリリースされ、プレイヤーから高い評価を受けています。このように、Black Mesaは長い開発期間を経て、ファンから愛される作品として生まれ変わりました。
出典:ChartGptより
ファンが12年の期間をかけてついに正式リメイクまで至った超大作FPSゲームです。
最初は『Half-Life 2』のMod『Black Mesa: Source』として公開されておりましたが、のちに「Half-Life」の開発元Valveの公認のもと商業化いたしました.。
「Black Mesa」のいい所
ファンの熱意が本家から公認された素晴らしいゲームでいかんせん、ファンの12年の想いが詰まった大作です。
もちろん完成度は高く長い間楽しめます!
『Half-Life 2』のModからスタートした作品ですが、商業化されたのでいわば『Half-Life外伝』みたいな感じです。
『Half-Life 2』の良いところを受け継ぎながらオリジナルのマップやストーリーが楽しめます。
本家とゲームシステムは同じですが『Half-Life 2』には出現しなかった巨大生物もいたり、独自の謎解きも多いためひとつの大作として楽しむことが出来ます。
シンプルなゲーム性
ストーリーはありますが、ムービーが入るわけでもなく基本はたまにある会話のみです。
ショップとかもないのでひたすら「移動」⇒「戦う」の繰り返しで次のエリアに進んでいく感じです。
一昔前のゲームがベースですので、コレクション要素もsteamの称号ぐらいしかなく、シンプルにゲームクリアを目指せばOKです。
なので、ただひたすらに進んで時には謎解きをして現れた敵を倒す流れです。
様々な舞台が用意されている
最初はひたすら研究所の探索かな?と思ったら急に外に出たり、今度はひたすら地下に降りたり捕まって隔離されたり結構あちこち舞台移動が多いです。
暗い洞窟ばかりではなく、綺麗な青空を眺めながらの戦闘を楽しむこともあります。
ポイント
- 研究所
- トロッコ
- 地下施設
- 廃棄物処理場
- 敵地
などなど様々な舞台で戦います。
様々な敵が用意されている
FPSというと敵との銃撃戦を楽しむのがメインに感じるかもしれません。
最初はゾンビを殴ったり撃つだけですが、進むにつれ色々なシーンがあり飽きない工夫がされています。
本家の『Half-Life 2』で登場しなかったオリジナルのクリーチャーも多数登場しております。
ポイント
- ゾンビやクリーチャーとの戦い
- 敵兵士との銃撃戦
- 戦闘機や巨大生物からの逃亡
色んな武器がある
敵によって武器を使い分けるのも楽しい所です。
ポイント
- 弾の節約したいならバールでチョビチョビ倒す
- ヘリだったら強いロケランぶっぱする
- 敵が固まってたら手りゅう弾でボンする
- 雑魚敵はハンドガンで一人ずつ丁寧に始末する
- めんどくさかったらマシンガンでゴリゴリ倒す
- 敵の近くにある爆薬を利用して一網打尽にする
- 敵兵とクリーチャーの同士討ちで数が減ってから責める
などご自身の好みで倒し方を選べます。
探索や謎解きが迷子になりやすいが楽しい
昔のゲームをベースにしているのでナビやヒントなしなので、今のゲームと違い親切ではないですが、その分探索による楽しみが増えると考えるとプラスとして受け止めることもできます。
次に進む箇所が閉所だったり、謎解きをする必要があったりひと工夫必要な場合があります。
カスタムキャンペーンが豊富にあるためmodも楽しめる
カスタムキャンペーンは本編とは別のmod作品のことです。
「Black Mesa」本体さえ購入していれば、ファンが作成したmod作品を別途ダウンロードで追加して遊ぶことができます
。
中には有名映画をオマージュしたような完成度の高い作品もあります。
面白いmodが見つかれば本編クリア後も長い間沢山の作品を遊びつくせます。
こちらに詳細を記載すると長くなるので別記事にやってみたタイトルをまとめてみました。
★現在作成中★
「Black Mesa」の気になる所
ちょっと日本語が気になりますかな?
昔の海外ゲームをベースとした作品ならではの悩みがあります。
次に進む所がわからない
1世代前のゲームをベースとしているので、今のゲームのようにナビもヒントも特になく、自分で見つけないといけないため、迷子になりやすいです。
サクサク進める時と行き詰まる時があるでしょう。
ナレーションが謎
- 水の流れる箇所⇒「水が飛び散る」
- 死体に話しかける⇒「使用不可」
など、海外製ならではのちょっと不思議な翻訳があります。
どうしても嫌でしたら設定でオフにすることもできます。
仲間の意味がよくわからない
所々味方兵が仲間になってくれるので一緒に行動してくれるのですが、すぐやられてしまうので序盤しか役に立たないです。
中盤にもなるととにかく敵が強いので、即やられてしまいますし、後半なんてずっと1人旅です。
それなら期待しなくていい意味でも仲間システムはなくてもよかったのかな?なんて思ってしまいます。
「Black Mesa」の攻略
探索要素に関しては詰んだと思ったらYoutubeのプレイ動画を見たり、バグかな?と思ったら少し手前でロードしたりするはめになってしまいます。
あまり答えを求めるとゲームが面白くなくなりますが、プレイしていて難しい場合の小技をご紹介しましょう。
難所はこまめなセーブをする
FPSによくあるのが、場所によって難易度が全然違う所です。
楽なところは問題ないですが、難所は何度もやられてしまう可能性があります。
オートセーブもこまめにありますが、クイックセーブもできるので自分の好きなタイミングでセーブロードができます。
めっちゃ汚い考えですが、サイアク敵を一体倒すごとにセーブすれば難所も切り抜けられますw
難易度変更はいつでもできる
ゲームが面白くなくなりますが、メニュー画面だけでなくプレイ中でも難易度が変更できます。
例えば難易度「ブラックメサ」があまりに難しい場合には難易度を「普通」に切り替えれば一気に楽になります。
時には戻ることもあり
初見だと次にどこ行くか悩んでしまうことが多いですが、思い切って戻って周辺を探索してみると思わぬ道を発見できたりします。
ヒントなしなので進んでる道がただの行き止まりだったケースはよくあります。
ピンチな時はアイテム探索をしよう
弾薬や体力が少ない時はガンガン前に進むより回り道をすることで思わぬアイテムが落ちていることがあります。
また、アイテムだけでなく次にどこ行くか行き詰まった時に探索することで先に進めることもあります。
箱については毎回ではないですが、箱を壊すことでたまにアイテムが隠れています。
弾節約に毎回バールに持ち帰るのはめんどくさいですが、ピンチな時は是非手間をかけてアイテムを探しましょう。
特にマークの付いている箱は積極的に壊していきましょう。
時には逃げる
目の前に現れた敵は必ずしも全滅させる必要はありません。
弾がない時に大量の敵が襲ってきた時なんかは逃げても問題ないことがよくあります。
また、イベントでしか倒せない敵も中にはいますので倒せるかどうかを見極めることも大切です。
「Black Mesa」のまとめ
まとめ
- 元祖王道FPS『Half-Life 2』のModから正式リリースまでに至った大作
- ムービーもショップもないので迷子にならなければサクサク進める
- ヒントがないので迷子になりやすいので自力が問われる
- 敵はゾンビから敵兵、巨大生物まで様々
- 豊富なカスタムキャンペーンで本編以外にも楽しめる
本家の『Half-Life 2』に負けないぐらいのボリュームで休憩時間や寝落ちを含めなければ難易度ノーマルでも丸一日はかかりました。
難易度がノーマルでもガンガン行くとあっさりやられやすいので、遮蔽物を利用したり「手りゅう弾」でまとめて倒すなど工夫をしないと乗り越えられない難所も多く、やりごたえはあります。
ただ、ベースとなっているのが昔のゲームですので、ヒントもなく不親切な箇所も所々見受けられ人によっては迷子になってしまう場面も多いかもしれません。
難易度が難しすぎたら随所で難易度変更できるのですが、次の場所がわからない場合はググらないと詰んでしまうこともあるかもしれません。
とはいえ、この大作をSteamの割引セールでしたら安価で購入できますし、追加MODは無料でいくらでもダウンロードできますので、お値段以上に遊べること間違いなしですので面白そうだと思ったら是非やってみてください。